塗っては砥ぎ塗っては砥ぎ奥深い古色の朱色、時代根来塗のタタキ彫り盃

っきょうてきな

古色の朱塗り時代根来塗,趣があって憩いの時間が広がる盃

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手間ひまたっぷり手仕事の技

時代根来塗　タタキ盃（大）

塗っては砥ぎ、塗っては砥ぎ、中塗りの黒漆と融合した古色の朱
奥深い仏教的な趣もある時代根来塗の盃

　朱は元々邪を祓う縁起の良い色合い。時代根来塗は奥深い古色の朱を実現し仏教的な趣です。タタキ彫盃（大）は、なみなみ注げば１６０ｃｃ（約０．８９合）あり、憩いの時間が豊かに広がる盃です。

時代根来塗タタキ彫　盃（大）

品名：時代根来塗タタキ彫　盃（大）

品番：g2-26-04

商品価格：9,570円（税込み）

時代根来塗　盃（大）　

■品名	時代根来塗タタキ彫　盃（台）
■製法	木地：素材の栃の木を内側は挽物作り、側面はタタキ彫。漆塗り：時代根来塗
■製造	有限会社伊藤寛司商店
■サイズ	外形：直径11.0cm×高さ5.0cm
■サイズ	高台：直径4.8cm×高さ1.5cm
■容量	なみなみと注いで160cc（0.89合）
■重さ	65g
■備考	・化粧箱入り・タタキ彫りの木地作り職人が少なく、現品のみの販売です。

趣のある古色の朱塗り、時代根来塗

時代根来塗　タタキ彫　盃

　朱色は元々縁起の良いもので、邪を祓うとされています。
　根来塗は、鎌倉時代から室町時代にかけ、紀伊の国（和歌山県）根来寺において、寺院で使用する什器に用いられた朱塗りの漆器です。当時の朱は、強度が弱く、朱が摩耗し、中塗りの黒漆と融合し、趣のある朱塗りの漆物になりました。この独特の古色蒼然とした朱塗りの漆器は、根来物として、人々に広く知られるようになりました。趣のある古色の朱塗りを、現代に再現したのが「時代根来塗」で、単なる朱塗りの漆器と区別しています。

古色の朱にタタキ彫の盃

古色の朱にタタキ彫

　現代の朱は、強度が強く、朱の摩耗では古色の朱が実現できません。塗っては砥ぎ塗っては砥ぐという手法で古色の朱を表現しています。朱塗りと砥ぎ加減に熟練の技が入っています。
　盃の木地作りは、内側は挽物、側面は鋭角的で、たたいて彫ったタタキ彫が面白い作りの盃。


奥深い時代根来塗	側面のタタキ彫落款入り

古色の朱塗りの時代根来塗

　鎌倉時代から室町時代にかけ、紀伊の国（和歌山県）根来寺において、寺院で使用する什器のうち貴重な辰砂を使い朱塗りの漆器を製作しました。当時の朱は、強度が弱く朱が摩耗してゆきますが、中塗りの黒漆が透け独特の古色蒼然とした朱塗りの漆物になって評判を呼び、これを根来塗といいます。
　現在の朱は強度があり摩耗が少ないため、朱漆を塗っては研磨し、中世の根来塗を再現し、この塗りの仕法を「時代根来塗」と称しています。

古色の朱塗り時代根来塗	時代根来塗　盃（大）
◆塗っては砥ぎ塗っては砥ぎ奥深い古色の朱色、時代根来塗の盃。 ◆内側は挽物、側面は鋭角的で、たたいて彫ったタタキ彫。なみなみ注げば160cc（約0.89合）入ります。 ◆保温効果が有って冷めにくく、断熱効果が有って持ち易い時代根来塗の盃。
憩いの時間が豊かに広がる盃

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